ITPに特有の症状や検査値異常はありません。血小板の数が減る病気はITPの他にも色々あるので、詳しい検査を行って原因となるような病気が他にないことが確認できれば、ITPと診断されます1)。
問診では、出血の有無などを確認していきます。
問診で確認する主な内容1,2)
など
血液を採取して血小板数を確認するとともに、別の異常がないか確認します。ITPでは、血小板数の減少がみられますが、赤血球、白血球は正常です1)。
骨髄[こつずい]検査は、ITP以外の病気でないことを判断するために行う場合があります。
骨髄検査では、血液をつくっている骨髄の状態を調べます。検査では、腰の骨から骨髄液や骨髄組織を採取します1)。