ITPの患者さんでは、血小板数が少なくなっているため、出血しやすく、また、出血が止まりにくくなっています。そのため、皮膚に点状や斑状[はんじょう]の出血*がみられたり、歯ぐきからの出血、鼻血、便に血が混じったり、黒い便などがみられる場合があります。重症の患者さんでは脳出血を引き起こし、脳に大きな影響を及ぼす場合もあります。
*大きさが小さいものを点状出血、大きいものを斑状出血といいます。
難病情報センター: 病気の解説(一般利用者向け)特発性血小板減少性紫斑病(指定難病63)
(https://www.nanbyou.or.jp/entry/157)(2024年6月時点)より作図